仕事について考えないようにすることが自分を苦しめる。
まさか、終業30分前にミスが発覚するとは。
注文とは違う製品を製造、納品してしまったということだった。
僕は製造担当。
責任は重大。むしろ、ほぼ僕の責任と言っても過言ではない。
あの時なんでチェックを怠ったのか?
いや、チェックはしたんだけども……。
週明けに始末書か。書きたくない。
後悔先に立たず。せっかくの休日が憂鬱に支配されてしまいそうだ。
そんなことが許されていいのか?
休日まで仕事に頭の中を支配されていいのか?
許されるわけがない。
そこで、僕は憂鬱を覆すべく休日を過ごそうと思う。
自分を守る11の方法
そう、仕事に時間を割いてはいられない。8時間も働けば十分だ。
休日は休む時。ただ休み、楽しもう。
そこで、「僕だったらこうする」を紹介したい。
この一年は憂鬱との戦いだった。
平日、会社に近づくたびに体を襲う重圧感に耐えつつ仕事をしている。
まあ、病院へ行けという話だが、実はこれが簡単じゃない。
心療内科に初診予約電話をしてみても「明日来てください」とはならない。
「◯ヵ月先です」とか、「初診は受け付けていません」とか。
今辛いのに!どうすればいいのさ!
となってしまう。というか、僕はなった。
だからなんとかしなくちゃならない。憂鬱が辛い。
自分を守らなくちゃ。そう考えた。
色々な方法を試し、おかげで徐々に改善されつつある。
しかし、僕はやはり病院に行く事をオススメする。
僕もできる事なら病院に通いたい。
ここでは、僕が平日、休日におこなっていることを列挙していきたい。
憂鬱と向きあうあなたの参考になればと思う。
1.筋トレ(腕立て10回)
まずは筋トレ、しかも腕立て10回。
本格的に筋トレをしている人には笑われると思うが、僕には十分だ。
基本朝、起きてからするようにしている。
でも毎日じゃない。忘れることもある。
そう。「ゆるい継続」で十分だ。
体を動かすことで少し気分が良くなった気になる。それでいい。
2.家事に集中する
これは主に休日になる。
洗濯やゴミ出し、金魚の世話。
音楽を聴きながら楽しく家事をする。
何か集中できることがあると、嫌なことを忘れられる。
試してみてほしい。
3.瞑想(5分)
思い出した時に数分間瞑想している。
呼吸を整えて頭を空っぽにして、じっと時を過ごす。
心も体も軽くなる。
4.散歩(太陽の光を浴びる)
散歩は趣味だ。
好きな時間帯は休日の早朝。
平日は夜だけ散歩に出ている。
休日は早朝、午前中、夕方、夜と3、4回は散歩に出かける。
ラジオでも、音楽でも耳の友と一緒に歩くと本当に楽しいのでオススメしたい。
実際、精神科医も朝日を浴びながらの散歩を勧めている。
精神科医が「絶対にやるべきだ」と断言する朝のベスト習慣散歩に出られないほどの鬱に悩まされているならば、すぐに受診しよう。
5.自分の状態を知る(YouTube)
YouTubeは娯楽ばかりが並んでいるわけではない。
むしろたくさんの教材が無料で手に入る素晴らしい場所だ。
僕は、ここで精神科医の動画を見て自分の状態を客観的に知るようにしている。
自分の症状に名前がつけば自然と安心するものだ。
僕のオススメチャンネルはこちら。
「精神科医がこころの病気を解説するCh」
様々なこころの症状を解説してくれる。
益田先生の優しい語り口調が聞きやすく、困ったときはこのチャンネルを見ている。
あなたの今の状態を知ることができるかもしれない。
ぜひ、見てほしい。
6.読書、映画鑑賞、ゲーム、旅行、楽しめることをする
どんなことでもいい。
ほんの僅かでも楽しいと思えることをしてみよう。
僕は今年数年ぶりにゲーム機を買った。
【NintendoSwitch】有機ELモデル開封。画面が大きくなり、発色も綺麗に。【レビュー】
久しぶりに自分のゲーム機を手にすることになり、今楽しんでいる。
1日のプレイ時間は1時間もしていないけれど、ニンテンドーeショップは毎日眺めて「ウインドウショッピング」をしている。
それだけで十分楽しい。次はこれを買おうとか、こんなのがあるんだとか。
最近の新しいゲーム群を眺めながら楽しんでいる。きっとこれから積みゲーが増えていくだろう。
些細な楽しみでいい。
漫画を読んだり、アニメを見たり、ドラマを見たり。
観光地に出かけたり、街にショッピングに行くのもいい。
思い切って高い買い物をするのもアリだ。
周りの言葉には耳を塞いで、あくまで自分が楽しめることをしよう。
7.視界からの情報が辛いなら耳で
今年は音楽や、ラジオに救われている。
【羊文学】どうしようもなく不安な明日。前に進む勇気をくれる歌。【マヨイガ】
【Vaundy】辛い日々は続くけれど、この歌を聴いてごらん。踊り出したくなるよ。【踊り子】
憂鬱の度合いが進むにつれて、頭の中のモヤモヤが増え、思考することが辛くなっていった。
まるで穴から覗いているような思考しかできなくて、辛かった。
製造業だったおかげで、体に染みついた記憶で仕事をこなしていたが、職種によっては相当辛いことと思う。
そんな時に僕を支えてくれたのはラジオや、音楽だ。
目から入ってくる情報が辛くて、耳に頼りきりだった。
今年は音に救われた年だ。
音楽やラジオの素晴らしさを再認識した一年だった。
スマホがあるならぜひ「radiko」をダウンロードして利用してほしい。「タイムフリー機能」があるので放送後伊週間以内なら聞き直すことができる便利なアプリだ。
8.友人や、兄弟、親と話してみる
これが意外と難しいかもしれない。
憂鬱が進行すると、人と距離を置きたくなるから。
僕もずっとそうだった。ずっと一人になりたかった。なれないことが苦痛だった。
会社で業務以外の話をすることが嫌だったし、人の集まりに行きたいと思わないし、家にいる家族と距離を置きたいとも考えていた。
遠くにいる親、兄弟の近況を聞いてみるとか、もし、今友人から何か誘いがあったら受けてみるといいだろう。
可能であれば妻や夫といったパートナーに相談したいところだ。
が、これがまた難しい。近しい人ほど相談しにくくなってしまう。
日頃から相談し合える関係性を築いておくことの大切さを知った。
相談できずとも、その存在に安心感を抱けるような間柄でありたい。
そして、もし可能であるなら、少し距離感のある人と会話をすることをオススメする。
やはり、1番いいのは専門の医師だ。
心のことは心の専門家に聞くにかぎる。
9.発信してみる
話す相手がどうしても見つからない場合はSNSで発信してみるのもいい。
弱音を吐くことは決して悪いことではない。
現に僕もブログで弱音を書いている。この記事のように。
苦しむ必要なんてどこにもない。
吐き出せるものはどんどん吐き出していこう。
ツイッターでもブログでもYouTubeでも。
自分に合った配信方法で思いの丈をぶつけて見てはどうだろう。
ただ、ハマりすぎると逆にストレスになるので気をつけよう。
10.しっかり休む、睡眠時間をとる
これが1番大事だ。
しっかりとした休息を取ろう。
眠れるときはしっかり眠ろう。
無理をしない。やりたいことがたくさんあるだろうが、今日はもう寝よう。
僕は息子の寝かしつけのおかげで21時ぐらいには寝ていることが多い。
これが良かったのかもしれない。
自分の意志で21時に寝ようとしたら無理だろう。
ズルズルと起き続けて翌日になってしまうに違いない。
夜時間の心地よさといったらない。ただ、憂鬱で寝られないという場合には速やかに受診することをオススメする。
睡眠不足は、最も心と体を悪くする行為だ。
休むときは休もう。
11.副業を始めてみる
僕がゆるく継続しているこの雑記ブログもそうだ。早いものでもう1年以上続いている。
収入は全くといっていいほどないが、楽しいから続けていられる。
そうあくまで「楽しい」から。
「ゆるい継続」でブログを書いている。
ブログは副業のオススメの一つだが、自分に何が合うのかやってみないとわからない。
これから副業を始めるにあたってオススメなのがこのチャンネル。
「両学長リベラルアーツ大学」
僕がブログを始めるにあたって参考にしたチャンネルだ。可愛らしいライオンの姿をした両学長がお金についてレクチャーしてくれる。
副業だけでなく、株式や、保険など学校では学べなかったお金の話を聞くことができる貴重なチャンネル。
今でも副業や、働き方で迷ったときは真っ先に参考にしている。
あなたがもし、今の働き方に疑問を持ったら、きっと力になってくれるはずだ。
書籍も出ている。楽しみながら学べる本になっており、僕も買ってよく読み返している。
今日を楽しもう
大切なのは自分が楽しむということ。
他の人に合わせる必要も、振り回される必要もない。
あくまで、そんな意見があるな程度に捉えておけばいい。
このブログも明日には忘れてくれて構わない。
自分自身に耳を傾けて、喜びを見つけてみよう。
憂鬱になんてなりたくない。仕事だけに時間を割いていられない。
僕は、
「ゆるく軸を持って生きる」
ことをモットーとしている。
ゆるくていい。頑張らなくていい。
自分の楽しいことで、願わくば誰かが楽しんでくれたなら。
自分の時間を守れるのは自分だけだ。
確かに、やらなければならないことはある。だけど、自分のやりたいことに多く時間を割こう。
今一度「自分自身」という軸を見つめ直し、ゆるく生きるには何をしたいのか問うといいだろう。
頑張っていて辛いならそこから逃げよう
今、頑張っている場所が辛いなら、逃げる準備をしよう。
楽しいと思える瞬間がないならば、もうその瞬間はやってこない。
だからこそ抜け出す準備を今からしよう。
・転職活動(エージェントに相談)
・副業
・SNSの発信
・スキルアップするための勉強(簿記等)
・生活費の見直し(固定費の削減)
・休職をしてしっかり休む。
何をやるにも時間が掛かる。
だからこそ、今この瞬間から始めよう。
それでは良い1日を。