結論:食べれるけどおいしくはない。
災害時の非常食と言ったらこれ「カンパン」。
先日、備蓄していたカンパンを確認したところ、衝撃の事実が。
2018年? 4年も過ぎてる?!
すっかり確認を忘れていましたね。
これは早く買い換えねば。
しかし、ふと思ったのです。これ、どうしようと。
明らかに「捨て」の1択なんだけど、僕の中の「もったいない」精神が疼き出します。
「食べれるんじゃない?」
そう囁きかけたのは、天使か悪魔か。
「食べたい」
二つ返事で僕は食べる決意をしたのです。
さすがにね。なまものだったらそんな気はないですが、乾きものですから。
大いに期待して開封したのでした。
4年ものの香り。
4年ぶりの空気はいかが?
とりあえず香りを楽しんでみる。
ウーン。なんかくすんだ香り?
なんて言ったらいいんだろう。
とりあえず、想像してたカンパンの香ばしさはなし。
臭いかって言われるとちょっと違う。
美味しそうではない。でも食べられなくはない。危険な匂いでもない。
いざ、実食へ。食感はそのまま。
こちら現物でございます。
黒い点はゴマ、だよな。材料にも胡麻ってあるし。
カビでは無さそう。
もうね、4年ものだから少しでも違和感があると気になっちゃうよね。
じゃ、食べなきゃいいじゃん。って話なんだけど。
いいや! 食べる!
うん。
美味しくはないね。
ただ、あったら食べちゃうよ。
柿の種感覚。ベビースター感覚。
気がついたらノールックで袋をゴソゴソ。
口寂しさを癒してくれるくらいのポテンシャルは持ってる。
4年たっても食感は生きてた。
これがよかった。ザクザクの歯応えがクセになる。
ただ、美味しくはない。何度も言うけどね。
ゲームしながら、映画見ながら、ブログ書きながら。
手元はゴソゴソ。
で、食べながら思うんだ。
美味しくはないな。って。
ちなみに「カンパン」そのものは美味しいよ。
美味しいよね?
好きなんだよな。カロリーメイトとか、スニッカーズとか、非常食っぽい食べ物。
今回、賞味期限が4年過ぎたカンパンを食べてみたけれど、香りが劣化していたぐらいで味や食感には変化を感じなかった。
日常的にカンパンを食べているわけじゃないから、遠い記憶との照合になるけど、香り以外は問題無さそう。
だけど、香りって大事だよね。今回実感しました。
香り、見た目、味。
この3つがバランス良く備わってこそ食べ物って美味しく感じるんだな、と。
しかし、4年経っているというのに、これくらいの劣化で済んでいるのは、むしろすごい気がする。
体に影響はなし。でも食べないほうがいい。
体には特に影響はなかった。翌朝、無事目覚めました。
僕から言えることは、美味しくないから食べないほうがいい。です。
だからこそ、定期的に備蓄を見直して買い替えておきましょう。
保存用には缶入りがオススメ。
カンパンを買い替える際に悩んだのは、袋タイプにするか、缶入りにするか。
賞味期限を見比べると明確な違いがありました。
袋入りの賞味期限はせいぜい1年ほど。
それに反して缶入りはなんと4年。
毎年、備蓄を見直すことができるなら袋入りでも問題はありません。が、僕のようにズボラですっかり忘れてしまうようだったら缶入りがオススメです。
ぜひ、今一度備蓄を見直してみてください。
それでは良い1日を。