1. 日本生まれのボードゲーム
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作者はカナイセイジ氏。
日本だけでなく、ドイツのゲーム賞も受賞しています。
2人〜4人用。10歳以上推奨。
16枚のカードだけでできるこのゲーム。
特徴はなんと言ってもその決着の早さ。
5分かからずに決着が着くこともあります。
そのため、何度もやってしまう中毒性があります。
2. ストーリー
ある小さな国に美しい姫がいました。
姫に恋する若者たちは、この想いを伝えるべく恋文にして届けようとします。
城で仕える者たちに協力を仰ぎ、姫に恋文を届けようとします。
果たして恋文を届けることはできるのでしょうか?
3. 中身
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プレイで必要なものは、左のカードリストと、役職が書かれたカード16枚です。
なぜカードリストが必要なのか?
このゲーム、単純なようで実は奥深いのです。
相手が何を持っているかを推理しながらプレイすることになります。
と、言われると難しそうに聞こえるかも知れません。
そんなことはありません。
簡単で楽しいゲームです。
4. プレイしてみよう
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こちらが2人プレイ用の準備になります。
お互いの手札(僕の手札は道化です)を配ったら、山札から一枚を伏せたまま除外し、さらに3枚をオープンして除外します。
ここからゲームスタートになります。
ゲームの終了
1.山札が無くなる。
残っているプレイヤーの手札を公開し、その中で1番強いカードを持っている人が勝利です。
いなければ引き分けとなります。
2.1人以外が脱落する。
最後まで残ったプレイヤーが勝者となります。
以上が終了の条件となります。
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1枚山札から引いてきました。
手札に、兵士が増えました。
自分の手番では必ず1枚を捨て札にします。
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道化を捨て札にしました。
この時、捨て札にしたカードの効果が適用されます。
イラストの下のテキスト部分です。
道化の効果は「相手の手札を見る」です。
相手の手札を確認します。相手は兵士のカードを持っていました。
複数人でのプレイ時は、カードを捨てた人にだけ公開してください。
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相手が兵士のカードを捨てました。
1人のプレイヤーの手札から兵士以外を指名し、一致したら脱落させます。
相手は「僧侶」を指名しました。
僕の手札は「兵士」なので脱落を免れました。
この際、手札のオープンはありません。
指名されたカードを持っているか、持っていないかです。
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次のターン僕が引いたのは「姫」のカードです。
左上の数字8はこのゲーム内において最強の数字です。
ですが、効果が「捨てたら負け」ですので絶対に捨てられません。
僕は兵士を捨てます。
ここでポイントとなるのが、相手は何を持っているかです。
場に出されているカードや、配られているカードリストを参照に、相手が持っているであろうかカードを推測します。
僕は「騎士」を指名しました。
相手は「ありません」と答え、特に何も起こりません。
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相手の番です。
場に出されたのは「魔術師」。
自分か、相手の手札を1枚捨てさせて、山札から1枚引かせます。
相手は僕を指名しました。
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ムム、これは。
魔術師の効果で捨てたカードはその効果を発揮しません。
しかし、姫は違います。
捨て札になった時点で、捨てた人の脱落が決まります。
つまり…僕は負けたのです…。
5. まとめ
慣れてくれば、数分で終わるゲームです。
回数を重ねれば重ねただけ、手札の読みあいにも拍車が掛かり、手に汗握るプレイができるようになります。
今回紹介したこちらの「ラブレター」ですが、派生製品が数多くあります。
漫画、アニメ、ゲームとコラボしているのでお好きなデザインを手に取ってみてはどうでしょうか?
グッズとしてよし、遊んでよし、な製品です。
僕のおすすめはクトゥルフ神話とコラボした「ラブクラフト・レター」です。
この作品は、ラブレターのルールにうまくSAN値を組み込んだ意欲作です。
お好きな方はぜひ遊んでみてください。
今回は、短時間で遊べる日本のボードゲーム「ラブレター」を紹介しました。
それでは良い1日を!