【電力価格高騰】あなたの家は大丈夫? 市場連動型は要注意【新電力】

1.電力の取引価格が急騰

あなたが「新電力会社」と契約しているならばすぐに契約内容を確認してください。

そして、「市場連動型」の料金プランだった場合。すぐさま、他社への乗り換えを急いでください。

なぜなら、

高額の電気料金を請求される可能性があるから。

価格急騰の裏で何が起きているのか?

現在日本を寒波が襲っています。

今、懸念されているのは「電力不足」と言う問題。

国内発電の主力原料であるLNG(液化天然ガス)が不足しているため、電力の供給が全国的に逼迫している状況です。

このまま悪化していけば計画停電も免れないでしょう。

取引価格の急騰

需給の逼迫により日本卸電力取引所(JEPX)での取引価格が急騰しています。

JEPXは電力自由化の流れを受けて設立された電力取引市場です。

新電力会社の調達手段の1つとして利用しています。

JEPXの取引価格が年末から急騰しており、通常の20倍を超える200円/kWhとなっています。

電気料金が20倍になって請求されたらと考えると恐ろしい話ですね。

価格高騰の影響を受ける料金プランとは

価格高騰の影響を受けるのは「市場連動型」の電気料金プランを提供している一部新電力会社です。

あくまで一部の新電力会社であり、全てに該当するわけではありません。

「市場連動型」とは、JEPXの市場価格に連動して従量料金の単価が決まるプランです。

今回のように価格が高騰すると、利用者の電気料金に反映されます。

2.提供している電力会社は?

提供している電力会社
・自然電力、エルピオ、ダイレクトパワー、テラエナジー、ハチドリ電力など

また、一部市場と連動するプランを提供している電力会社もあります。

・ハルエネでんき、エフエネ、ジニーエナジー、みんな電力、めぐるでんき、おトクでんき、アスエネなど

上記は一例です。契約している電力会社に心当たりがあるようでしたらご確認ください。

記載がなくとも、再度契約内容のご確認をお願いします。

3.市場連動型ではない電力会社

・auでんき、ソフトバンクでんき、ENEOSでんき、東邦ガスグループ、東京ガス、Looopでんき、楽天でんき、東急でんき&ガスのでんき、HTBエナジー、eoでんきなど

市場連動型プランではない電力会社を挙げてみました。

ですが、電力会社が電源の調達にJEPXを利用している場合、仕入れにかかるコストが上がっています。

今後、電気料金プランの見直しを行う可能性もありますので、電力会社からのお知らせは確認するようにしてください。

4.わが家の電力会社

わが家で利用している電力会社は「Looopでんき」です。

Looopでんき

Looopでんきに変えた決め手は、第一に基本料金0円と言うこと。

少しでも安くしたいと言う方にはオススメです。

そして、解約手数料0円。

「まずは試してみよう」

軽い気持ちで始めてみても大丈夫。携帯電話と違って2年しばり等はなしです。

契約期限の制限はありません。

僕もまだ利用して4ヶ月ほどです。今のところ不満なく使えています。

「自然エネルギーをあなたのそばに」

Looopでんきさんは再生可能エネルギーの普及に力を入れています。

エネルギーのこれからを考えるにあたって非常に大切なことだと思います。

【Looopでんき】

新電力ってなんだか不安

新電力会社はまだまだ始まったばかり、大手電力会社に比べたら不安が大きいのはわかります。

電気料金を少しでも下げたい。

なら一考してみるのもアリだと僕は思います。

しばらく試してダメならまた戻ればいいだけです。

より良い生活を築き上げていきましょう。

どんな電力会社があるのか気になったらこちらのサイトをどうぞ。

電力会社Hack

5.まとめ:エネルギーのこれから

僕は安心しきっていました。

電力は安定して供給されるものだと。

今回の電気料金価格高騰についても、妻に言われなければ気がつくことはなかったかもしれません。

水もガスもそう。

身近にあるものだからこそ目を向けるべきであり、身近にあるからこそ忘れてしまうもの。

今回の一件は僕に新たな視点を与えてくれました。

何よりもエネルギーを無駄にしない。

自分でできる節約ってなんだろう?

日常におけるエネルギーの使い方をもう一度考え直しましょう。

厳しい冬ですが停電になってしまってからでは遅いです。

小さなことからコツコツ始めましょう。

命に影響しない範囲で未来に繋げるための節約を。

それでは良い1日を!