1.カタカナ禁止のカードゲーム
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/09/3EC86A66-19B8-4CDC-A04A-1D58A4920039-1024x766.jpeg)
日本語が大好きなボブ。
彼は、外来語がカタカナ語として定着していることに気付いた。
日本語辞典で調べてもカタカナ語を説明するのにカタカナ語が使われている。
ボブは疑問に思った。
何故日本語で説明しないのかと。
ボブは決めた。
「カタカナ語を日本語だけで説明する辞典を僕が作ろう」と。
2. 中身&ルール
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/09/3CE97648-C99E-4567-A293-C9928AA85618-1024x766.jpeg)
僕ら、プレイヤーの目的はボブの辞典を完成させること。
プレイヤーは時にボブとなり(?)、カタカナの言葉を使わずにカタカナの言葉を説明しよう。
回答者に伝われば、その単語は辞典に記載されていきます。
という設定のゲーム。
言葉にすると何が何やら。
「ダウンロード」を説明してくださいと言われたらどう説明しますか?
パソコンにデータを入れること。
このように説明できます。
しかし、これではボブは納得しません!
カタカナ語が入っているのでカタカナ禁止のルールに反しています。
そこでこうなります。
電子計算機に情報を入れること。
今は冷静に調べて説明することができますが、いざゲームが始まってしまうとそうもいきません。
プレイ中の焦りもまた、ゲームを楽しむ上での貴重なスパイスです。
では、ゲームの流れを説明しましょう。
箱の中には写真のようにカードの束が入っています。
大きな数字が書かれているのが背面で、表面には1〜6の出題する単語が書かれてます。
ボブの大親友だと自負するプレイヤーからスタートします。(公式です)
いなければ、ジャンケンか何かで決めてください。
さて、スタートプレイヤーが決まったら、まず山札から1枚引きます。
出題者(ボブ)は引いたカードの中から出題します。
出題するテーマは、残された山札の1番上に見えている数字となります。
一切カタカナ語を使わずに、他のプレイヤーに伝えてください。
回答するプレイヤーは1度だけ答えることができます。
先に当てたプレイヤーが得点を得ます。
山札の1番上のカードを得点として受け取ります。
出題者はお題を出したカードが得点となり、手元に置いておきます。
誰も正解することができなければ、そのお題カードは捨て、新たに山札から引いてお題を出してください。
次は正解したプレイヤーが同じように山札からカードを引き、お題を出します。
これを山札が1枚以下になるまで繰り返します。
もし、出題者がカタカナ語を使ってしまったら。
周りのプレイヤーが気づき、1番最初に指摘した人が出題者のカードを受け取り得点としてください。
山札から1枚引き、次の出題者となります。
3. 特殊カード
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/09/E57D7EA4-D874-4D4A-85FE-83B33AD95B8B-1024x766.jpeg)
ゲーム中にたまに現れるオジサン(?)
彼の名は「トニー」です。
彼も日本語を勉強中です。
しかも、ボブより日本語が得意でないようです。
彼が現れたときは特殊ルールとして、単語で説明しなければなりません。
「てをには」等、使えなくなるので注意してください。
4. まとめ
対象年齢は10歳から。
3〜8人で遊べます。
このゲームはルールが簡単で、1ゲームが短く、大いに盛り上がります。
ボードゲーム慣れしていない方がいたり、初対面の人がいる場合とりあえずこれを出しておけば大丈夫。
と言えるほど信頼できるボードゲームです。
みんなが楽しめるパーティーゲームです。
また、己のボキャブラリーが試される絶好の機会です。
言葉に自身のある方もぜひ遊んでみてください。
ちなみに、リメイク作として「カタカナーシ」というゲームも出ています。
他にもみんなでワイワイ楽しめるボードゲームあります。
それでは良い1日を!