1. 貿易商となり、お金を稼ぐ
テーマは大航海時代の商人。
交易品を仕入れ、売ることでお金を稼いでいきます。
SFCソフトサイズのこの小箱。
小箱と侮るなかれ、中には夢と希望とやりごたえがぎっしり。
対象年齢は12歳から、2〜4人で遊べます。
デザイナーはライナー・クニツィア氏。
ドイツのボードゲームデザイナーです。覚えておいて損はありません。
彼の作ったゲームは多数あり、どれも素晴らしく困った時は彼の名前の書いてあるゲームを買いましょう。
ボードゲームにもデザイナーという概念があります。
ボードゲームは1つの「作品」です。
楽しいゲームに出会った時は、誰が作ったんだろうと思いを巡らせてみるのもいいでしょう。
2. 気になる中身は
中身はこんな感じ。
カードの束と、色とりどりのコマ、お金を表す紙製のチップが入っています。
3. プレイシーン
場の真ん中には6枚の商品カード(縁が赤や白のカード)を置きます。
これが現在の需要を表しています。
山札(背面が船のカード)からカードを3枚引きます。
左側に並んでいるのはパワーアップカードです。
船を増やしたりできるので、お金を稼いで買いましょう。
自分の場には2隻の船が最初からあります。
写真では赤と白のコマを載せています。
ちなみにこのコマは6色あり、場に並べた商品カードと連動しています。
ここからゲームスタートです。
船の上のコマを変えたり、場に出ている6枚のカードに自分の手札を重ねて出し、市場の需要を変えることでお金を稼いでいきます。
場に出ている商品カードの数×船の上のコマの数が獲得できるお金です。
白1×2=2、赤1×2=2 合計4金が入ります。
コマを変え、
市場を席巻していく。
すると、ガッツリ稼げます。上記の場合は8金になります。
これをプレイヤー間で繰り返し、誰が1番お金持ちになるかを競います。
交易王を目指して、ぜひ遊んでみてください。
4. まとめ
12歳以上となっていますが、大人がサポートしてあげれば5歳からできます。
ボードゲームを買う時は、子供ができるかなとつい考えてしまうものです。
ですが、遊ぶということに対しての子供の理解力は、目を見張るものがあります。
簡単だけど奥深い。
子供向けのゲームから1歩前に進みたい時、このゲームがオススメです。
最初は、ルールがややこしく感じるかも知れません。
しかし、やって理解し繰り返すうちに、どうすれば勝てるのか、どうすれば相手を出し抜けるのか悩むことになるでしょう。
ぜひともその時間を大切にしてください。
家族と共に、上質な時間を過ごしていただけると嬉しいです。
それでは良い1日を!