年を重ねてもまだ怖いものはあった
なんでだろう。
幼い頃、大きくなったら、きっと周りの大人のようにしっかりとした地に足をつけた生活を送っているのだろうと、勝手に思っていた。
オバケが怖くて寝られなかったことも、宿題をやってなくて不安にかられたことも、大人になればきっとなくなると思っていた。
でも、どうだろう?
年を重ねたところで、次から次へと新しい不安はやってくるし、突然怖いと思うこともある。
地に足がついているとも言えない。
働くことは嫌いじゃないけれど、職場には行きたくない。
そんな毎日。特に月曜日は朝から憂鬱で嫌になる。
強くあろうとしても、心は悲鳴をあげるばかり。
息子にこんな姿は見せられないな。
彼が大きくなったら同じように苦しむのかな? なんて考えてみる、その時は力になってあげたいものだ。
本当に、年を重ねたことで泣きたくなることも増えた。
そんな折、この曲に出会った。
ラジオで流れていて、気になりYouTubeを探して虜になった。
そして、幸いにもAmazonプライム会員なら聞ける、Amazonミュージックで配信されているので毎日聞いている。
アマプラ会員の方は、ぜひ探してみてほしい。
胸に染み渡る歌詞の力。
真っ直ぐな歌詞。
だからこそ胸に響く。
大人になっても泣きたくなる時はある。
それを肯定してくれるような、優しいけど力強い。
心のどこかにあった言葉を代弁してくれているかのようで、僕の胸の中にあったモヤモヤが晴れていくのを感じた。
辛いこともあるけれど、それもひっくるめて素晴らしい日々なんだなと思ってみる。
そう思うと、少しだけ心が軽くなっていく。
向き合わなきゃいけないことを、じっと見据えるための深呼吸ができる曲だ。
今を辛いと感じるあなたに聞いてほしい
今、あなたはどこで何をしているだろうか?
もう、今日という日を終えようとしているだろうか?
それとも、これから今日の始まりを迎えようとしているだろうか?
どちらにせよ、あなたは心に葛藤を抱えているのだろう。
大きく息を吸って、長く吐いて。
または大きく叫ぶのもいいし、歌うのもいい。
鏡の中の自分に向かって笑顔を浮かべてみたり。
少し運動をして汗を流してみてもいい。
甘いものを食べて、心を満たしてもいい。
何も考えなくていい。
ただ、今に集中して、ここに在ることの素晴らしさに身も心も留めたい。
さあ、時速36kmの素晴らしい日々を聞いてみようか。
背中を押してくれる気がするから。
今日も1日お疲れ様。
それでは良い1日を。