1. 迫るタバコ値上げ
今年の10月1日、増税によりタバコが10円〜50円の値上げが行われます。
これによりほとんどの銘柄が500円を超え、より高級嗜好品の色が濃くなってきました。
毎年のように増税で値上げを続けているタバコですが、例年言われていたのが500円を超えたら禁煙するという言葉がありました。
以前はまだまだ先の話と思われていましたが、とうとう現実になろうとしています。
皆さんはどうですか?
このまま吸い続けますか?
僕がタバコを吸い始めた頃は、まだ300円くらいだったと思います。
10年ちょっとでタバコ業界も様変わりしました。
未だ紙巻タバコの愛煙家が多いとはいえ、数年前から加熱式タバコが台頭し始め、珍しかった一時期から一転、喫煙所を覗けば加熱式タバコのみというのも普通の光景になりました。
今となってはいい思い出ですが、僕も当時「IQOS」を探し回ってコンビニを梯子していました。
ようやく見つけたときの喜びを、今も覚えています。
新しいガジェット、新しい喫煙生活にワクワクしていました。
喫煙者もこれからは非喫煙者に寄り添うように、次のステージへ進んでいくべきだと、喫煙のあり方の変化に期待を寄せていました。
ですが、それから2年ほどして僕はタバコを辞めました。
2. 禁煙なんてしなくていい
いきなりタイトルを否定するようで申し訳ないのですが、前提として僕は喫煙を止める必要はないと言いたい。
この記事を読んでいただけているということは、少なからず禁煙に興味があるか、実際に禁煙しようと悩み、苦しんでいるのでしょう。
禁煙が成功した僕としては、悩んでいるあなたの助けになりたいと思います。
ちなみに、僕は禁煙することが素晴らしいとは思っていません。
実際、僕は1年間タバコを吸っていませんが、吸いたくなる時はあります。
食事の後や、人が吸っているのを見た時です。
映画等で喫煙シーンがあると、吸っていた頃の記憶が蘇ります。
タバコが好きなことは変わりません。
ただ、吸っていないだけ。
「禁煙」という重りを背負うのでなく、「休煙」という軽さで喫煙の誘惑をかわしています。
では、今ここを読んでいるあなたに問いたい。
「その禁煙は必要ですか?」
3. 禁煙をすることのメリット
1.お金が浮く。
2.時間が浮く。
3.自分と家族が健康になる。
主にこの3つではないでしょうか。
- お金が浮く。
まずは皆さんお小遣い制でしょうか?
それとも自由にお金を使えますか?
自由に使える方はお帰りください(嫉妬)。
お小遣い制の方の中には、現状に不満を持っている方もいるでしょう。
値上げ交渉は非現実的です(個人調べ&実践済み)。
ならばどうするか?
タバコ止めればいいんじゃね。
結論出ました。
支出を減らすことによって、自由に使えるお金を増やしましょう。
2. 時間が浮く。
皆さんは、タバコ1本にどれくらい時間を掛けて吸いますか?
3分〜5分くらいではないでしょうか。
僕はじっくり根本近くまで吸っていたので、5分は掛かっていましたね。
1箱20本として、5×20で100分はタバコに時間を掛けています。
以前はタバコを吸いながらでもパソコンや、読書もできましたが、分煙化が進み、できることはせいぜいスマホを弄ることです。
家庭内でも分煙化が進んでいるのではないでしょうか?
僕も、子供が生まれてからは家の中で吸うのを止めました。
暑い日も、寒い日も、雨の日も、ベランダで孤独のうちに吸っていました。
1番困ったのが外出先です。
まず喫煙所を探す。
端っこの方にポツンと設けられた、狭い喫煙所で吸うタバコのなんとまずいことか。
家族を待たせているので、プレッシャーもあります。
非喫煙者の他の家族と来ている時は、本当に申し訳なかった。
タバコをやめてから、時間と場所を気にすることはなく、自由を満喫しています。
3. 自分と家族が健康になる。
目には見えませんが、これが1番ですね。
これから生きていく中で、結果が如実に現れてくると思います。
健康第一!
いかがですか?
ここに書いたメリットに魅力を感じたなら、禁煙に向けて動き出しましょう。
魅力を感じなかったなら、またの機会をお待ちしております。
3. 禁煙のコツ
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
コツはいたって簡単。
タバコの本数を徐々に減らす。
これにつきます。
いきなり止めようとする必要はありません。
大切なのは、自分にストレスを与えないこと。
結果的に禁煙に至ればいいのです。
1ヶ月後、半年後、1年後。
期限を決める必要もありません。
ただ、ゆっくりとでいいので減らしていきましょう。
いつもより、1本少ない生活を始めてください。
それに慣れてきたらもう1本、もう1本と減らしていきましょう。
吸うタバコを変えていくのも手です。
僕は徐々に軽くしていきました。
わかば→HOPE→IQOS→プルームテックという順でした。
プルームテックは本当に軽いです。
慣れる頃には、いつの間にか吸わなくても平気になっていました。
4. まとめ
大切なのは自分の意思です。
誰かに言われても、続くものではありません
自分で始めるからこそ、達成できるのです。
これから禁煙にチャレンジしようとしているあなたは、まず自分に問いかけてください。
本当に禁煙したいのか。
禁煙したいと答えが帰ってきたら、きっと大丈夫。
禁煙できますよ。
焦らずに、自分のために、タバコを減らしていってください。
時に誘惑に負けたとしても、悩む必要はありません。
常に前に進む意思を持って、また始めましょう。
歩き出せば、あなたはきっとゴールできる。
必ず辿り着けます。
それでは良い1日を!