呪術廻戦本編を見ていなくても大丈夫
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公開から約2ヶ月。まだまだ人気の「劇場版呪術廻戦0」。
写真は入場者プレゼント第4弾メモリアルブックです。
収録されているのは、袋とじキャスト対談、監督インタビュー、劇場未解禁原画です。
アニメ未視聴、原作未読でも楽しめる。
ただ、ウィキペディアくらいは読んだ方がいいと思う。
呪術廻戦の設定や単語など予習をしておいた方が、内容が入ってきやすいから。
僕も予習してから見に行きました。
キャラクターと声優の力
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「呪術廻戦」のタイトルは知っていた。でもタイトルだけ。
ストーリーもキャラクターも、僕は全く知らなかった。
それでも、劇場版は見たいと思ってしまった。
おそらく、いや確実に「乙骨憂太」というキャラクターによるものだと思う。
そして、キャストが「緒方恵美」だということ。
何気なく開いた文字ニュースの内容から「呪術廻戦」を観たいと考える日々が始まった。
今考えてみれば、まさに「呪い」のようにじわじわと心身を蝕んでいった。
先日、念願かなってようやく観ることができたけれど、余韻は未だ冷めやらず。
観てよかった。
主人公「乙骨憂太」の成長物語の今作。同時に「五条悟」と「夏油傑」の対立と別れを描いている。
現在連載中の「呪術廻戦」前日譚ではあるが、スケールは大きく、内容も濃い。
最初から最後まで飽きさせることなく、テンポ良く進んでいく。
観終わって思う。
やっぱり「乙骨憂太」と「緒方恵美」はいい。
緒方恵美の演技力
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僕のような昭和の末期に生まれた人にとって、彼女の声は当然のように聞いてきたのではないだろうか?
幽遊白書の蔵馬や、セーラームーンの天王はるか。
そして、エヴァンゲリオンの碇シンジ。
話題となる作品には常に緒方さんがいて、その声が与えてくれる影響は僕にとって非常に大きなものだった。
今回、乙骨憂太の声を当てるということで非常に楽しみだった。
彼女がどんな演技を見せるのか。
彼女の演技には魂が、ある。
去年シン・エヴァンゲリオンを観た時、体の奥から震えた。
彼女のシンジへ対する向き合い方と、愛が伝わる作品だった。
1人のキャラクターを幼少期から演じることができるからこそ、より深みが増すように思う。
男性声優だと、これがなかなか難しい。阪口大助さん、山口勝平さん、山下大輝さん辺りならいけるか?
そして、今作「呪術廻戦0」。
乙骨憂太の成長に合わせた声の当て方は、さすがと言わざるをえない。
彼の苦しみや、友を思う気持ち、憎しみ。
本編105分で描かれる、愛と、成長と、戦いの中で、うずまいていく感情の波を丁寧に表現し演じ切った緒方恵美さんには、ただただ脱帽するしかなかった。
同日に、彼のそばで支える「折本里香」と彼女を演じる「花澤香菜」。
見事に演じきっていた花澤さん。しかし、キャラクターを掴むのは相当大変だったと思う。
だって怨霊だしね。
さて、今回「呪術廻戦0」を観てきたけれど、あなたが観たいと思っているならぜひ。今から行こう。
作画も圧倒的で、「これ、どういう戦い方してるの?」って戦闘シーンだらけなので熱いバトルが好きなら観て損はなし。
本編同様、豪華キャストぞろいなので声優好きなら観て損はなし。
本編ファンならなおのこと。ぜひぜひ楽しんでください。
僕は、今作を観て確信した。
緒方恵美の泣き演技は、泣いてしまう。
それでは良い1日を。