1.比べようとしてしまう心
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/11/ben-wicks-iDCtsz-INHI-unsplash.jpg)
みんな違ってみんないい。
はずなのに、気がつくとその年齢の平均値を調べてしまう。
育児、仕事に追われる日々のママさんパパさん、お疲れ様です。
さて、息子が来年小学校に入学することを今から不安に思っている僕です。
だからこそ、自分自身に向けて言いたい。
「気にするな」
と。
いや、気になるんですよ。
2.はたして個性と言えるのか
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/11/markus-spiske-97Rpu-UmCaY-unsplash.jpg)
一人一人が違うのは理解できる。
僕らはみんな個性を持って生きている。
僕はあなたじゃないし、あなたも僕じゃない。
それぞれの人生を生き、命を全うしていく。
と、思いながらも。
やはり子供のこととなると考えてしまいますね。
必要以上に。
親からすれば愛情のつもりなんですよ。
よりよく生きてもらいたい。
僕よりも良い生き方をしてもらいたい。
そんな願いのもと、口を挟んでしまう。
園の集まりに行ったとき目に入ってしまうのです。
他の子の成長が。
身長、体重こそ差はあれど、やはり内面が僕は気になってしまいます。
うちの子は落ち着きが全くない。
年長さんですが、落ち着いて座れないし、親や先生の話も聞かない。
「来年から大丈夫だろうか」
思わず口をついて出てしまいます。
夕飯の時もちゃんと食べてくれない。
ずっと座っていられない。
食べ方が汚い。
何度言っても聞かない。
毎日の夕飯に辟易してしまいます。
息子は2月生まれということもあり、まだまだ成長の過程かなと見守ろうとしてきました。
しかし、小学校が目前まで迫ってくると親に焦りが出てきてしまいます。
(きっと個性だ)
そう自分に言い聞かせてきたものの、このままでいいのかと思っています。
3.いいところに目を向けてみる
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/11/marcus-wallis-MTeZ5FmCGCU-unsplash.jpg)
本人が頑張っているのはわかります。
料理を手伝っている時とか、ペットボトルからコップに注ぐ瞬間とか。
見ている親の時は止まっています。
子供の緊張以上の緊張感。
園でもそう。
発表会や運動会の時など、あなたが出るんですか? ぐらいの緊張感です。
子供から目が離せない。
親からしたら離すわけにはいかない。
そうこうしているうちに、いつの間にか子供に依存している気がしました。
自分の望んだ姿にしようとしている。
そんな気がしてきたのです。
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/11/hunters-race-MYbhN8KaaEc-unsplash.jpg)
先日、僕は上司に言われました。
「◯◯くんはもっと早いぞ」
「頑張れば◯○くんに追いつけるぞ」
〇〇くんは僕の先輩にあたります。
確かに彼はすごいと思う。実力もある。
だけど。
(僕は僕だ! 目指してねぇーよ!!)
思わず出そうになった言葉を飲み込みました。
あ、そうか。
気付いた。
そうだ。僕は僕なんだ。誰でもない。
そして、息子は息子だ。誰でもない。
誰かと比べる必要はない。
彼は彼。
ただ、僕が彼を受け入れようとしていなかった。
目に余る部分が大きく見えていた。
そのことに気が付きました。
いいところはたくさんあるんです。
優しい。
ありがとうとごめんなさいが言える。
手伝うことが好き。
そう、たくさんあった。
今一度向き合う必要があると感じました。
4.冷静さを与えてくれたもの
![](https://asoblo.com/wp-content/uploads/2020/11/dan-morris-NOJfliU8w9Q-unsplash.jpg)
日々、悩みは尽きません。
家族のこと。自分のこと。仕事のこと。
向き合うには相当の力を使います。
心と体は疲弊していきます。
僕は育児が始まる前一つの心理学に出会いました。
知っている方もいらっしゃるでしょう。
『アドラー心理学』です。
この名を日本に広めたと言っても過言ではない本。
『嫌われる勇気』
今でも書店に並び、尚且つ多くの人に読まれ続けています。
僕はこの本を読んで大いに影響を受けました。
己を見つめ直す機会を作ってくれた本です。
育児にも用いることができる心のあり方を学ぶことができます。
今、悩みに苦しんでいる方はぜひ、簡単でもいいので目を通してみてください。
もしかしたら心の支えになるかもしれません。
明日は晴れる。そう信じて。
それでは良い1日を!