【感情の奴隷】怒りをコントロールして得る幸せ【心の平穏】

1.心の平穏を求めて

アンガーマネジメントという言葉を聞いたことはありますか?

怒りの感情をコントールし、適切なコミュニケーションを行うための心理トレーニングです。

とはいえ、僕は専門家ではないし、アンガーマネジメントを習得したというわけでもないのですが、感情のコントロールは常に意識しています。

感情に振り回されるといいことはありません。感情をコントロールすることで幸福感に満たされます。

あなたは怒ることがありますか?

では、その頻度は?

月1?週1?毎日?

お子さんがいたり、会社で部下がいると怒りが湧いてくることが多いのではないかと思います。

わかります。

なぜいうことを聞いてくれないんだろう。

なぜこんな簡単なこともわからないんだろう。

そう思ってしまうことがあります。

心理学者アドラーは言っていました。

「他者は自分のために存在しているのではない」

相手を自分よりも格下と見ていることで、自分の思うように操ろうしている。

だからこそ、思うようにならないことへの怒りが湧いてきてしまうのです。

アドラーの言葉を引用すれば確かにその通りですよね。

誰しも皆自分の意思があり、自分なりの生き方をしているのですから。

僕もそう。あなたもそう。

誰かに縛られたり、道を作られるのが嫌じゃないですか?

僕らが怒っている相手にも、意思はあるのです。

親と子。上司と部下。

上下の関係性が、感情を煽り、人を不幸に誘うのです。

ではどうすればいいのか?

2.人は対等である

それは、

相手を尊敬する。

です。

1人の人として尊重し、敬うことで対等であると自分に認識させます。

人を上下で見てしまうというのは長年続けてきた癖となっているでしょう。

人間関係をタテに見るのではなくヨコで捉えることを意識しましょう。

見方を変えるというのはそう容易なことではありません。

しかし、感情に振り回されていては、自分のみならず周りも不幸にしていきます。

例えば、店員に怒っている店長さんを目の前で見かけたらどうですか?

それが飲食店だったら。

気持ちよく食事がしたいですね。

感情をセーブするだけで、自分も周りも幸せに1歩近づきます。

少なからず、誰も不幸にはなりません。

まずはゆっくりと意識することから始めましょう。

「相手は対等な人間であり、敬うべき存在である」

僕は例え子供であっても意識するように心がけています。

それができるようになるまで数年かかりました。

何せ、親の言うことなんて何も聞かないですから。

怒っているとこちらも疲れてしまいます。

しつけと怒りは別のものです。

自分は今、しつけているのか、それとも感情のままに怒っているのか。

感情が爆発しようとするとき考えてみてください。

3.ゆっくり変わろう

まずは焦らず、ゆっくりと変えていきましょう。

アドラーは言っていました。

「人を変えることはできない。だが、自分を変えることはできる」

まずは自分から変えていきましょう。

そして、僅かながら影響を振りまいていけば、きっと周りにも変化が表れるはずです。

まずは自分から。

ゆっくりと始めていきましょう。

そのためにも、相手の良い面をよく見て、悪い面は見ないと言う努力が必要です。

あせらず進みましょう。

感情をコントロールし、平穏に満ちた生活を送りませんか?

それでは良い1日を!