1. アンロック! カード型脱出ゲーム
今回紹介するゲームはコチラ。
プレイ人数2人〜、推奨年齢10歳以上。
カード型脱出ゲーム、アンロックです。
脱出ゲーム? カード?
ボードゲームといえば、コマや、サイコロを使うイメージが強く、ましてや脱出ゲームなんて。
僕も最初は思っていました。
やってみると、新たな扉を開いたかのような、これからのボードゲームの未来を見せられたかのような、ただただ感動です。
これはやっていただきたい。やらせてあげたい。
子供も、小学校高学年くらいからできます。
しかし、やはり大人同士でお酒でも飲みながらプレイするのが1番だと思います。
2-1. ゲームの特徴その1
先ほども述べましたが、カードで行う脱出ゲームです。
しかし、カードだけではありません。
なんとアプリを使います。
スマートフォンやタブレット等に無料でアプリをダウンロードして、カードと連動させて遊びます。
アプリには暗証番号を入れたり、ヒントを教えてもらったり、臨場感を演出する仕掛けが入っています。
2-2. ゲームの特徴その2
1箱の中に3つのシナリオに沿ったカードデッキが、入っています。
3つのシナリオ、ここがポイントです。
それぞれは独立したシナリオで、難易度があるもののどれから始めても構いません。
ただ、このゲーム。それぞれのシナリオを1回しかプレイできません。
1回クリアすると、道筋が解ってしまうからです。(すぐ忘れてしまう方は別ですが)
これが、このゲームの最大の特徴と言っていいでしょう。
1回しか遊べない。この言葉の重みと言ったらありませんが、この体験はなかなか味わうことはできないでしょう。
1回だからこそ、全力で遊び、楽しんでいただきたい。この世界観に没入していただきたい。そう願って止みません。
3. プレイシーン
ネタバレになるのでシナリオは公開できませんが、チュートリアル用のカードセットがあるのでこちらで見てみましょう。
つい並べてしまいましたが、プレイ中はそんな余裕はないでしょう。
カードにはそれぞれ番号が振られており、カードの指示や、暗号の解読によってめくることができ、次へ進むことができます。
4. 人と人を繋ぐ
僕はボードゲームに繋ぐ力があると思います。
例えば、初対面の人と、打ち解けようとした場合です。
ゲームを通じて、一緒に遊ぶという思い出を作り、ゲームが終わった後も会話でリプレイして盛り上がる。そこにボードゲームの良さがあります。
僕の体験談です。
その年、妻の従兄弟がご結婚されました。そして年末、妻の家族、親戚一同が集まる中、このゲームが役に立ってくれました。
従兄弟の奥さんも緊張していたでしょう。数年経っている僕も緊張しますから。
みんなで楽しくプレイできたらどんなにいいだろうか?
その願いをこのゲームが叶えてくれました。
皆さんも、すぐに人と打ち解けられるという人は少ないでしょう。
ただ、遊ぶだけでなく、人と人を繋げることができる。
世に出て遊ばれるのを待っているボードゲーム達には、どのゲームにもそんな可能性が秘められています。
たった1度きりでも、かけがえのない思い出を作ることができたならゲームも本望でしょう。
4. まとめ
普段から脱出ゲームや、リアル脱出ゲームをしている方はぜひ。
家族や、友人と思い出を作りたい方はぜひ。
刺激を求める方もぜひ。
唯一残念なのは小さなお子さんと出来ないこと、僕もいつか息子とやってみたいです。
以上、僕の大好きなゲーム「アンロック!」の紹介でした。
それでは良い1日を!