オルゴール【蘇る思い出】
卒園の記念にいただいたオルゴール。
写真たてになっていて、息子と先生の写った写真が入っていました。
卒園からまだ日が立っていないというのにその写真を見るだけで込み上げてくるものがあります。
しかし、それ以上に僕の涙を誘うのはこのオルゴールを鳴らした時。
流れてきたのは、息子が通っていた幼稚園の園歌。
この3年間で僕が聞いたのは数えるほど。園のイベントや、時々家で息子が口ずさんでいるのを聞いてたくらいです。
小さな箱の中から奏でられる金属音が、僕の胸に波となって押し寄せます。
幼き日の息子を想い、成長と、先日の卒園が鮮明に浮かび、未来を願うと思わず目元をぬぐいたくなります。
僕の心に深く染み入るメロディでした。
息子はいいものをもらいましたね。我が家にとっても。
いずれ、思い出と共にこのオルゴールも仕舞われていくでしょう。僕たちの記憶からも幼稚園の思い出は薄れていくことと思います。
特に成長していく息子にとっては。
でも、いつの日か、もう一度このオルゴールが僕たちの元に姿を見せ、ゼンマイを巻いた時、今日までの思い出が鮮明に蘇るでしょう。
その時、僕ら家族は何を思うのでしょうか。
願わくば、笑顔でこの音色に耳を傾けたいものです。
これは本当にいいものをもらったなと感動しました。
写真だけじゃない。
動画だけじゃない。
音によって残し、刻まれる思い出もある。
さて、もう1度ゼンマイを巻いてみます。
それでは良い1日を。
卒園に感動。
【卒園式】我が子への想い。新しい日々の始まり。【6年という月日】
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