【心のブレーキ】やりたいことがある。だけどできない。【いいわけ探し】

1.心のブレーキ

いつか、この心にかかるブレーキを外せる時が来るのだろうか?

「心にブレーキがかかっている」

ということに今しがた僕は気がついた。

さっきまで僕の好きなスガシカオさんのラジオがやっていて、彼が「心のブレーキ」について語っていた。

そこで気がついた。

僕にも心のブレーキがかかっていることに。

やりたいことはあるのに、ことあるごとに出来ない理由を挙げて、やらないことを正当化していた。

その反面、僕の葛藤を知ってか知らずか、どんどん前に進んでいく友人、知人の背中に嫉妬の目を向けていた。

「自分に出来ないことをしている」

それが羨ましくて、ただただ、佇むことしか出来ない僕は羨望の眼差しを向けていた。

そんな自分が嫌で嫌でたまらなかったけれど、どうしてそうなるのかがわからず対処のしようがなかった。

2.前に進む

どうすれば「心のブレーキ」が外せるのか。

わからない。

己と向かい合ったところで外せるとは到底思えない。

「失敗が怖い」

「他者が怖い」

この2つが僕の「心のブレーキ」の根源だと思う。

新しいことに挑戦しようとするとき、真っ先に頭に浮かぶのは「失敗したらどうする?」という言葉だ。

新しい場所に踏み入るとき、「どう人と接したらいい?」と心が塞ぎ込んでしまう。

これらの恐れをいかに克服するか。

正直わからない。

でも、自分の行きたい未来は、この壁の先にある気がしている。

高い高い、壁の向こう側に。

そして、それはきっと正しい。

3.やりたいことをやろう

やりたいことはたくさんある。

キャンプ、釣り、焚き火、ボルダリング、副業、独立、旅行。

まだまだあるはずなのに、体は動こうとしない。

言葉にして次から次へ願望を吐露することはできるのに、肝心の行動に移せない。

時間、お金、社会情勢、天気。

その時その時で理由を変えては僕の心を諌めていく。

そして、僕は納得する。

繰り返し納得して、日々は過ぎていく。

人に与えられた時間は有限だ。

終わりがいつ訪れるか誰にもわからない。

数年後かもしれないし、明日かもしれない。

確かなのは、いつも背中に張り付いているということだけ。

わずかな気まぐれで、永遠に目を覚さなくなる時がくる。

必ずくる。

だからこそ、僕は今を楽しみたい。

楽しむために今できることをしよう。

「心のブレーキ」をゆっくりと外していく。

コツも方法もわからないけれど、自分を止めているのが自分だと気づいた以上、自分でなんとかするしかない。

自分なら、それができると信じるしかない。

今日という良き日を送るために。