1.禁煙によって得られたもの「ゆとり」
・タバコ代分お金が浮いた。
・タバコを吸う時間を別のことに使える。
・外出先で喫煙所を探す必要がない。
・タバコが吸えなくてもイライラしない。
禁煙をして、大きく変わったことはありません。
体調が良くなったとか、食べ物が美味しくなったとか。
そういった体感できることでの実感はありません。
しかし、振り返ってみると「ゆとり」を得られたと僕は実感しています。
精神的な余裕が生まれました。
僕にとっては非常に大きな効果でした。
2.禁煙から1年
時間が経つのは早いですね。
15年ほど続いた習慣に、お別れをするのは少し寂しい気がしますね。
これは世間でいう禁煙成功体験談になるのでしょう。
しかし、僕の体験談は、はっきり言ってこれから禁煙しようとしている人のお役に立てないかも知れません。
と言うのも、“禁煙していない“からです。
どういうこと? どういうことでしょう?
僕もわかりません。ただ、気がついたら吸うのをやめていた、いわば“禁煙“ならぬ“休煙“状態です。
3.“休煙“だからこその気楽さ
この気楽さが、タバコを吸わずに過ごせている理由かもしれません。
そもそも、2日で1箱程度の喫煙頻度でした。ヘビースモーカーというわけではありません。
その後、子供の誕生と共にIQOSへと移行し、最後はプルームテックを吸っていました。
おそらく、今現在僕がタバコを吸わずにいられるのは、僕の思考が変わったからでしょう。
お小遣い制の僕に、非常に重くのしかかっていたタバコ税。
15年ほどの間に値上がり続けるタバコ代に、ほとほと困りました。
出かけた先で喫煙所を探しては潜り込んでいたものですが、いつの頃からか喫煙所が減り続け、吸うのが大変になってしまいました。
駅の構内で吸えていたのも、今では遠い過去です。
職場が禁煙になった方もいらっしゃると思います。
僕も屋内は禁止になり、雨の中外へ、寒い中外へと、それでも喫煙をしていた思い出があります。
そして、1本5分という時間の浪費。
当時は安らぎの5分間だったのですが、育児が始まり、自分の時間も中々取れなくなっていくと、時間の貴重さを改めて知る事になっていきました。
子供からなかなか目を離すこともできず、かといってタバコを吸っていると、妻の視線がこれでもかと刺さる。
辛いものです。
これらに耐えられなくなった結果、自然と吸う量、回数が減っていきました。
タバコを止める直前まで吸っていた、プルームテックのどこでも吸えて、いつでも止められる便利さに感心していました。
フレーバーミスト系のタバコの軽さに慣れてきた頃合いでしたが、まさかそのまま“休煙“することになるとは。
4.そして休煙へ
気づいた時には丸1日吸っていなかったので、もしやと思ってそのまま“休煙“を続けてみた結果、今に至ります。
あくまで“休煙“ですので、吸わないことに強いこだわりはありません。
1本もらえるなら吸いたいですし。
そもそもタバコが嫌いになった訳ではないので。
気になる人がいるかもしれない“休煙“後の体調の変化ですが…。
驚くほど以前と変わりません。体調的には。
良くなったなと思うところもなければ、悪くなったところもありません。
メリットを挙げるとすれば、先ほども書いた金銭と時間のロスが減ったことですね。あとは、未来の健康が得られた、かな?
結論ですが、急にタバコを断つという考えよりは、1日1本づつ減らしていき、“禁煙“より“休煙“という意識で、自分を追い詰めずに卒煙していくのがいいと思います!
それでは良い1日を!